アダコテック技術ブログ

株式会社アダコテックの技術ブログです。

アダコテックの開発部で2024春合宿を行いました!

3/18-19に湯河原のおんやど恵さんにてアダコテック開発部の合宿を行ったので報告します!

経緯

年始に開発部ではメンバーの入れ替えがいくつかあり、チームとしての結束を高める機会を一度設けたいと考えていました。ちょうどメンバーがいるので、参加して得た知見を活かしたセッションを交えながらチームビルディングをする開発合宿を行うことにしました。

techblog.adacotech.co.jp

使用した旅館の紹介

今回は湯河原のおんやど恵さんを利用しました。こちらでは開発合宿パックを提供してくださっており、東京から近いこともあって合宿の企画が立てやすかったです。

www.onyadomegumi.co.jp

このパックを使うと飲み物などもついた会議室が滞在中使えるので、良い環境で安心してセッションが行えます。また、滞在前後の会議室利用も柔軟に対応していただけたのでとても合宿やりやすかったです。

使用した会議室

朝夕のご飯でたっぷりと美味しいものが食べられたのでで議論がはかどりました。お宿の温泉は露天風呂もある大きいものだったので、朝夜にリフレッシュできたのも良かったです!


プログラム概要

  1. ワーキングアグリーメントを決めよう
    • チームの意思統一のためにワーキングアグリーメントにしたい項目を出し合いました。
  2. RSGTのセッション視聴会
    • 弊社の課題解決のヒントになりそうなセッションがあったのでみんなで視聴してお互いの学びを共有しました。
  3. スクラムチームのセルフチェックとスクラムガイド読み合わせ
    • Ryuzeeさんのセルフチェックシートの各項目をメンバーが一年前と現在で5段階で評価し、一年前からの変化を確認しました。また、スクラムガイドを改めて全員で読み合わせて体制強化を図りました。www.ryuzee.com
  4. 象・死んだ魚・嘔吐を使った課題の洗い出し
    • 象・死んだ魚・嘔吐は引用にあるようにメンバーの悩みを引き出すフレームワークです。これを使って夕飯後にみんなの心の叫びを出しました。

      note.com

  5. モブプロワークショップ
    • チームとして開発する力をつけるため、一部のメンバーがモブプロを試しています。これまでに得られた知見をみんなで学ぶワークショップを行いました。
  6. Open Space Technology (OST)
    • OSTは下のスライドにあるようなオープンに議論をする手法です。象・死んだ魚・嘔吐を使って洗い出した開発部の課題についてみんなで議論しました。www.docswell.com
  7. 採用方針の検討
    • 開発部が一丸となって成長していけるように、採用したい人のイメージのすり合わせを行いました。

Miroを使ってワーキングアグリーメントにしたい項目を出し合いました

やってみての学び

ワーキングアグリーメントと採用方針をみんなで話し合うことで、それぞれの考えが確認できたのがとても良かったです。人によってこだわりは違うので、合意の前に一度お互いの考えを確認するのは重要だと実感しました。

象・死んだ魚・嘔吐の振り返りでも普段言えないみんなの考えが確認できたのは良かったです。次の日のOSTで一部の課題に対する話し合いをしてネクストアクションを決められたのは大きな収穫でした。

セッション視聴とモブプロでRSGTワークショップは開発部として大きな学びとなりました。RSGTの雰囲気は好意的に受け取られていたので、来年は参加者が増えるかもしれません。モブプロは今後の開発にも取り入れていこうと思います。

また、セルフチェックシートの全大項目の平均点が増加していて成長を確認でき、開発部の士気を上げられました。この一年の中で各プロダクトに明確にプロダクトオーナーを任命するようにしたのですが、「プロダクトオーナー」の項目のスコア増加が一番高く、チーム体制の変更と相関がある変化が見られたのは面白かったです。

ワーキングアグリ―メント及び採用方針の話し合いとモブプロのワークショップの詳細については別記事で公開予定です!

レクリエーション

夕飯後にはカードゲームをして楽しみました。おんやど恵さんが貸してくださるボードゲームもあるのですが、メンバーが以前からやりたいと言っていた物を持ち込んで楽しみました。楽しんだのはクーthe残業コヨーテで夜中まで白熱していました。

コヨーテをプレイするメンバー

今後に向けて

チームの結束など開発から離れないと得にくい成果が得られたのが良かったです。いくつか決めたアクションを実施し、チームの成長につなげたいと思います。

得られた成果を活かし、一丸となってお客様に価値を継続的にお届けできる開発を続けていきます!